私は岡村栄子と申します。
私は生れて2ケ月頃、高熱の為耳が聞こえなくなりました。
子供の頃から音楽が大好きだった私は、『耳が聞こえなくても音楽を楽しみたい』と願っていました。
いろいろな手話ソングのサークルを見に行きましたが、歌詞をそのまま通訳するだけで、
喜怒哀楽の表情も無いので、耳が聞こえない私は、歌の内容や意味を理解することができませんでした。
その上、からだも止まったままなので、リズムのテンポや強弱等がわからず、音楽的に魅力を感じることができず、あきらめていた頃、『手話ミュージシャン』の、のり子さんのコンサートを観に行きました。
しなやかに、からだ全体で音楽を手話で表現するのり子さんにすっかりハマってしまった私は、
「いつか、のり子さんと一緒に、舞台で手話ミュージックを演じたい!」
と強い夢を持ちました。
のり子さんから、一日10時間の指導を受け、努力を続け、一年後に夢を叶えることができました。
今、私はのり子さんと一緒に、手話ミュージックの活動を全国で続けています。
『耳が聞こえなくても音楽が楽しめる』と言うことを、多くの聴障者に伝えていきたいと願っております。